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○元日早々の火星。まだ何とかベランダから。で、何と....(驚喜)。(2006/01/01。2006/01/08記。)


元日早々、気流が落ち着いているようでした。ジェット気流予想では当夜以降だんだん良好になる予報になっていましたが、
翌日以降、低気圧の発生とともに等圧線はむしろ狭くなり(上空においても風が出る)当夜が最も狙い目と私は思いました。
夕方薄明中の青い空の中に火星を見つけ、ベランダの屋根にかかるギリギリ手前状態で撮ってきました。撮影前の眼視での
気流状態はかなり落ち着いていたようでした。

ToUCamモニターでは合焦面の脈動も少なく、毎シーケンスごとに外しては合わせ直す合焦動作もそれほど手間がかかり
ませんでした。その一方、視直径も小さくなり、特別しっかりモニタで模様が見える印象もなかったですが。

ところが、Registax3にデータをかけた結果に息を呑みました....何とこの視直径(12.0秒)において、リカス・サルシー台地と
その上に立つオリンポス山が写っているのでした(^^;)!







最も解像感がある3番目の画像の後処理をいろいろ試してみました。PC環境によってどれが一番識別できるかわかりませんが....。






その3番目の画像を後処理で少し拡大し、判別しやすいように濃淡処理を色々替えてみました。
偶然ほとんど同位相だった2005/09/18、2005/10/23の結果と比較しても詳細感は更に鮮明で存在は確実のようです。
視直径的に不利なこの夜にして、なおかつ冬場の気流においては驚異のラッキーと言えます(^^)。







判別が簡単になるように図示してみました。






この視直径と冬の気流状態でオリンポス山が検出できるとなれば、2007年の火星小接近もC8で充分楽しめると言えます。
東向きベランダの屋根の向こうに今年の火星が消えるまでにそれを確認できたのは大きいことでした。

最近の好調は何によるものでしょうか...ヒット打率100%と言え、夏場の安定気流でも望めなかったものでした。
30fps設定に一時的にあげての合焦位置脈動の平均位置への追い込みもありますが、最近、長時間の温度順応に加えて
エアコンの室外機で鏡筒内外を完全に冷やす試みもしており、それが筒内気流による合焦位置脈動そのものを軽減している
のかもしれません。埃の混入に対して一度まとめて清掃などの対策は必要かと考えますが、冬場の撮影に重要なポイントかも
しれません。(勿論、夏場は逆効果で、秋においても過冷却の懸念はあり、今年のような極寒の冬限定のノウハウです。)



○不具合が出ていたOptioSVが2005年末ギリギリに戻ってきました。(2006/01/21記)


OptioSVは超コンパクトなデジカメですが、外観から想像できない機能の多さとそれを全部カスタマイズできる本格機種です。
露出モードはプログラム、絞り優先、シャッター速度優先、マニュアル露出の全部が実装された上にシーン別プログラムもあり
設定や露出補正やマニュアルフォーカスなどを使いやすいようにキーにアサインすることができます。カスタマイズできる撮影モード
の項目は26もあり、そのうち例えば「MF位置」は「電源投入ごとにリセットする」か「前回のMF合焦位置を記憶する」の設定が
可能で、また別途7項目ある再生モードの項目の中には「クイック拡大」(ズームボタンで一気に最大拡大となりそこから下がって
いく:撮影直後のピント確認に便利)のON/OFFなど、とにかく「ここまでこだわるか」といった細やかさがあります。
(画質は夏の大文字の時にも書きましたが、1/2.7インチCCD機種ですので同じ500万画素機とはいえ、2/3インチ機種のE5000
と比べては可哀相で(^^;)、狭いダイナミックレンジのCCDを無難に使っている印象です。メリハリが欲しい場合はレタッチ要で、
色飽和しやすい印象ですが、見た感じはE5000風にも仕上がります。合焦性能はE5000を含め今まで使った機種よりかなり優秀です。)

特に「インターバル撮影」機能は最長23時間99分待機の後、最短10秒おきに最大99枚まで自動撮影ができる仕様となっており、
設定時間まで待機する機能は他社製品(Ricoh製品以外はまずその機能自体が普通は実装されていませんが)のインターバル機能
では見られない機能です。(待機中はほとんど電力を使わないので長時間待機も可能です。)
手ブレ補正や高感度低ノイズ化で被写体ブレを防止する最近のコンパクトデジカメの機能は一切ありませんので、5倍ズームを活かす
ためには、感度調整とレタッチやシャッター速度優先撮影など、かなり玄人心をくすぐり、またその技量を問う製品仕様になっています。



[タバコ箱より小さい筐体に想像できないほどの機能が。ボディ前面のゴム部への指かかりまで良く考えられています。]


ところが、その「インターバル撮影」機能に不良があったのでした。撮影開始とともにまるでCCDの感度が1/10に落ちるかのように、
シャッター速度固定撮影では画面が暗くなり、絞り固定やプログラム露出撮影ではシャッター速度が想定の10倍にも延び(しかも露出
は不思議に適正露出になり)被写体ブレが多発しました。使いこなしに問題があるのかといろいろ条件を変えて試した後、どうにも納得
ができないのでPentaxの問合せセンターに問合せて結局、持っていた機種と不具合の証拠となるデータをCD-Rを添付して送り見て貰い
ました。すぐに修理完了で機体は戻ってきました。が「原因はわからない。システムを上書きしたら現象が消えたので修理完了とする。」
とのことでした。不審に思い到着直後にテストしたら全然直っていませんでした(^^;)。

再度、Pentaxに状態を申告しメーカにある「正常機体」で徹底調査頂きましたら、ようやく当該機能のシステムプログラムに不具合
があることが分かったとのことでした。絞りを若干絞った条件でのみ発生するという、私が発見した条件より更に詳しい条件特定がなされ
遂に調査は確実に的を得たと私も思いました。システムプログラム対策終了後、直ちに内容を書き換えた新しい製品を送って頂き、それに
同梱の返送送付状を使って私が使っていた機種はメーカ回収となりました。
私の機体を送ってシステムプログラムを書き換えて貰って返送頂いたり、対策版プログラムをダウンロードさせて貰う対応もあったか
と思いますが、年末終業日も迫っていたこともあったのか、一刻も早く正常動作のできる機体をお使い頂きたい、とのことでした。
初回の修理対応は技術担当の方がちょっと安易に対応され過ぎたかなあという印象です(^^;)。ただ窓口になって頂いた問合せセンターの
ご担当は一貫して低姿勢でこちらの意見を受け容れて戴き、最後までねばり強く対応して頂きました。

プロが設計、製造、検査して世に出す製品とはいえ、どのメーカも限られたコストと生産量バランスの中で製品を提供する訳です。
似たような製品ばかりとなり対照比較が際立たないことがとても多くなった一方、常に何か不具合があっても仕方がないという印象
もあり「製品を買ってからの対応が懇切丁寧である」ということは、最近の電化製品、特にPCやデジタル機器においては重要になって
いると感じます。

理想は問題を出さないこと、ですが、現実問題、不具合はあり得る訳で、ならばその対応も製品選定においてとても重要であると
言えるのでした。過去にもいろいろなケースで「さすがはシェア1位メーカだけにこれほどまでの対応をして頂けるのか」という印象や
逆に「こんなユーザ応対の扱いではメーカの逆宣伝にしかならないし、メーカ本体の将来も疑わしい」と感じる印象がありましたが、
今回もその点で「満点」の対応をして戴いたと感じました。
このようにご立派なユーザフロントの居るメーカ、Pentaxの製品は安心して購入して良いと私は感じます。
コンパクトデジカメや1眼デジカメなどの機能のメーカ差がなくなってきている今、これは製品選定において重要なポイントでは
ないかと私は思います。



[私はあまり望遠を使いませんが「スライディングレンズシステム」で5倍ズームが小さい筐体に沈胴するのも凄いです。]


この機能を使って初日の出を撮影すればよかったです。大阪神戸の初日の出現時刻07:04前後から撮影開始になるように待機させて
1分おきに撮影すれば、撮影できた訳です。早起きしてもいいのですが、ベランダ側の部屋は家族に占領されているのと天気予報が曇
だったので、その機能を使うことに思い至らなかったのでした。元旦に起きてみると雲なしの快晴でした。天文学的に初日の出に意味
はないとは言え、惜しいことをしました。

ベランダの屋根の下でレンズを水平に向けていたらよい初日の出の撮影と異なり、レンズを上に向けなければいけない2006/01/04
未明の「しぶんぎ座流星群」では、ベランダ使用許可を得なかったもので、やはりこの機能を使うかどうかを悩みましたが、ベランダ
側の部屋を占領している家族が寝る前にベランダから空を見ましたら、曇っていましたので安心するやら残念やらであきらめました。
まあ「流星雨」級でないとインターバル機能でのモノグサ撮影で流星を捉えることは無理だとは思ってはいましたが.......(^^;)。



○土星。(2006/01/15。2006/01/28記。)


そろそろ土星の出現時刻も早くなって来ました。超低温の日が続いています。そんな夜には気流も安定せず、がんばっても
撮影の成果は出ません。この夜はめずらしく天気予報の最高最低気温の数値的には暖かかったので撮影してみました。
ただ風は冷たく体感温度はかなり低い印象で、いつものように入念に温度順応したC8鏡筒でも合焦位置の脈動はかなり
感じました。低速PCはHDD容量が小さく「数打ちゃ当たる」撮影ができません。数打つためには現場でデータの取捨選択
が必要ですが、大抵データを捨てて撮り直したシーケンスのほうが途中で気流撹乱にあったりします。
何シーケンスか良好なものを確保して、不出来なものを現場で削除して撮影するのですが、ファイル名を同じままにして
撮影し直す場合と違って、HDD上の残量が厳しい状態下で違った領域にアクセスしに行くのか、途中でドロップフレームが
多発したりして、なかなか思うようには取捨選択撮影はうまく行かないものです。

この夜も結局、最初のシーケンスがベストで、以降撮影したものは途中で気流が撹乱して良いデータにはなりませんでした。
また当夜の土星像はPCモニタ上、かなり暗い印象でした。肉眼では晴れていましたが薄雲で透明度が落ちていたのかも知れません。
あまりゲインをあげると一般撮影の高感度撮影と同じくノイズ感の多い仕上がりになりますから、ゲインとシャッター速度
をいろいろ替えて撮影をしてみたのですが、結局最初のシーケンスがベストでした。





やはり少し像が滑らかではありません。少し縮小することで見かけの粒状性は改善できます。





私のPC環境では度々エラーが出てうまく処理できない「NeatImage」(デジタル画像のノイズを取り除くツール:試用版あり)
でしたが、今回の仕上がりjpeg画像では問題なく処理できました。何度か試行錯誤して見ました。あまり効果を深くかけると、
土星像はカッシニ空隙や輪の外周の形状などエッジが立つ場所が多く、像の甘さが火星や木星に比べて目立つのでよくありません。





同様に縮小させてみます。どれがベストかはPC環境によって違うかもしれません。





なお、2005/11/12の火星撮影の際に差の存在に戸惑ったRegistax2.1とRegistax3の仕上がりですが、やはりデータの輝度が
足らないときの挙動が違うようです。以下にその両者の結果を並べます。それぞれ上から3そして2.1です。
データは上の4枚の「ベスト」と同一のもので、画像回転を含め後処理はしていないオリジナル状態です。(周囲トリミングのみ)
処理はまず処理速度が大幅に改善されたRegistax3で処理し上側の画像を得て、その処理手続きをセーブしたRSPファイルを
Registax2.1で読み込ませて下の画像を得ました。






つまり元のAVIデータもアラインメントもWavelet処理もコントラスト調整も全部同一の3と2.1の処理結果がこれだけ
違うのでした。輝度が充分ある場合は両者に差は出ないようです。今回はその検証はできませんが。
つまり2.1では常に明るめに処理される訳ではない感じです。

データの輝度不足を仕上がり画像まで反映しようとするRegistax3、どうせ枚数分、輝度を割り算して合成する必要がある
ので自動で補正をかけてしまおうという感じのRegistax2.1という感じに仕様の考え方を変えてある印象です。
自動補正されないほうが補正量を自分で後処理において決められるという利点はあります。自動補正が過剰である場合は
粒状性など画像のアラも目立ちますから。その一方、暗調の仕上がりでは結局後でコントラスト調整の過程で画像のアラは
浮き出てくるので最初から補正をかけて貰いたいという考えもありますね。
Registax3は処理がとても速いので、まず3で全シーケンスを処理し良し悪しを選別し、有望なシーケンスのみRSPファイル
を読み込ませた2.1で処理し、双方の結果の良いほうをPhotoshopなど最終処理に回すのが良いようです。


今回は最初のシーケンスが最も気流状態が良好で、途中少し拡大率を変えた画像も撮りましたが、やはりいまいちでした。
Registax3で処理しRSPファイルを読み込ませてRegistax2.1でまた処理しPhotoshopで仕上げた画像は次の通りです。





少し縮小してみました。





元の大きさのものに「NeatImage」をかけてみました。何だか余計に画像が荒れました。
試行錯誤はしてみたのですが甲斐はなかったです。輝度ノイズと色彩ノイズの分布によっては効果が出ない場合が
あるのですかね?一般撮影では大抵の場合効果があるのですが...。





それにしても寒いですね。平均気温以下の日々ばかりです。反動というものはないのか....(^^;)。
この状態では気流の安定は期待できません。それができない限り、土星像はがんばってもこれ以上の仕上がりには
ならないと見ています。土星に関しては火星のように急ぐ必要がありませんので当面、様子見が続くのかもしれません。



○土星像の再処理(2006/01/15分。2006/02/10記。)


超低温や曇天が続いています。朝、雪と路面凍結でバス運行が危うい日が何度もあり、もういい加減にしてくれという
気分です。お気楽仕事時代には気軽に有給休暇をとってましたが、今はそういう訳にいきません。そうすると余計に
通勤困難な日が増えている感じです。沖縄より夏が暑いと言われ、温湿気候の変化に乏しい大阪平野の一端に住んでいる
メリットなしです。





この冬、雪が記録的に多いのも日本海の水温が夏から秋に暖まったものが冷え切っていないために蒸気がよく昇るため
と言われ、大雪も地球温暖化の一例と見ることができるそうです。北極圏を取り巻く3枚羽形状の寒気の流れが今年は
日本によくかかるために余計に気温が下がるようです。毎年その影響で雪に閉ざされるニューヨークではもうサクラが
咲いているというニュースを先日見ましたが、それも3枚羽寒気流の動きが例年と少しずれている現象だと理解できます。

天気予報より実際は寒い日が多く、そういう場合は予想された南からの暖気が入ってこないということでジェット気流が
予想より影響大だと思えば、仕事からの遅い帰宅と撮影の両立への意欲は失われがちです。
.....と、まあいろいろ最近の出撃頻度低下の言い訳を一通りしておきます(^^;)。

先日の土星像の再処理をしました。撮影した動画AVIやRegistaxで処理したBMPからの再処理でなく、お手軽に公開した
JPEG画像を使っての階調処理のやり直しです。先日の公開画像をよく見ると、かなりの詳細情報が含まれている印象でした。
先日公開分は不安定気流で撹乱されたカッシニ空隙のエッジの甘い印象を後処理で回復したい想いが勝ちすぎて、画像が
ハイコントラストとなり、輝度の中に階調情報が埋もれた印象でした。





iBookでは非常によく階調と詳細が出ました。Windows機の中には過剰処理で汚く見えてしまうものもあるかもしれません。
Windowsも次世代になれば、統一色空間での再現が可能になるそうですので、その時に是非再処理の度合いをご確認下さい。



○急速な晴天。月を撮影....おーさすが銀次の月面??あれれ(^^)?(2006/02/11。2006/02/18記。)


久々に月面を撮影しました。全景画像は迫力がありますね(^^)。





ちなみに撮影した望遠鏡はこれです(^^)。「えっ。銀次じゃないの?」って印象ですが(^^)。





ミニボーグ45EDでした。久々の登場です。口径45mmの超小口径の望遠鏡でのコリメート撮影一発撮りとは
信じがたい解像感ではないでしょうか(^^)?

最近、仕事に追われております(^^;)。頑張った分、待遇改善につながればいいなあと思います。無理かな...(^^;)。
帰宅が遅くなる日が多く、銀次やC8の温度順応は翌日の天候を睨み、前日から始めておかないと間に合いません。
(当日の夕方まではフリースをかけておき、家族に電話をかけて取り除いて貰う運用も必要となります。)
結構、その天気予測があてになりません。晴れの予報でも夜に曇ってしまったり、その逆だったり...。
関西では気温が上がると天候が悪くなり、温暖な夜に気流安定で惑星撮影に臨むという感じになりません。
この日は夜になってから急速に晴れました。温度順応をそれから始めても、月、火星、土星撮影には間に合いません。
そこで小口径かつ屈折光学系であるミニボーグ45EDならE5000と三脚をつけて温度順応時間ゼロで撮影できると思い
久々にミニボーグ45EDを持ち出して来たのでした。

他の拡大率での画像も公開します。超拡大はカメラ三脚での固定撮影に無理があり、単枚画像ではしんどい感じが少し
ありますか。でも125mm口径反射のNexStar5での月面よりは遙かに精細感があるように思えます。







眼視でも「これがこんな細くて軽い望遠鏡で見える月面なのか??」と驚くほどクレータのエッジが際立ち、コントラスト
も非常に高いです。撮影ではそこまでの凄さがこれでも全然出ていない感じです。もっと使ってやらねば.....(^^;)。

最後にもう少し縮小率を下げた(大きい画像)全景画像を掲載します。上の画像では彩度をかなり落として月の中性灰色を
出しましたが、本来この光学系はかなり暖色系のようで大気減光もあるのか、月は赤い印象です。
その印象を少し残してみました。色情報を消さなくても色収差による月の輪郭の色ズレはほとんど感じられません。
超小型なのに恐るべしです。






○同じくミニボーグ45EDでの月面。(2006/02/17。2006/02/18記。)


最近、雨が多いです。この夜は久々に晴れました。仕事から帰宅してベランダを見ると月が低く昇ってきていました。
早速、先日同様、ミニボーグ45EDとE5000でお手軽撮影です。後処理もそれほど手間がかからないのが、今の多忙な生活
に合っている感じです。火星がベランダから見えなくなって、気分的に区切りがついてしまった感じもありましたので、
このお手軽に高精度撮影ができるのは、とても今の気分にフィットしています。もともとNexStar5導入前に、自動導入追尾
望遠鏡が持てる立場になるとは思っておらず、銀次と星図でM天体を探索観望しようとファインダーとして購入したミニボーグ
でしたが、素晴らしい成果をもたらしてくれています。

今回も超拡大画像から。他の拡大率の画像も一挙掲載します。ひょいと片手で軽くフルセットを運搬できるので、ベランダ以外
からいろいろな月の位相を撮影することもラクにできそうです。大きい画像も小さい画像もそれぞれ味わいがあります。












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