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○これも「一生の想い出級」か。火星に黄雲発生の報告あり!翌夜に私も画像ゲット!(速報)(2005/10/23。2005/10/23記。)



火星に発生した黄雲を画像で鮮明に捉えることができました!
火星像の左上にかかる黄白色のたなびく煙のようなものがそれです。下にある模様が雲のせいで見えなくなっているのが
わかります。大規模な雲の場合、薄い火星の大気下では嵐となり、下の砂地を巻き上げ、火星の模様が永年変化することも
珍しくない、火星全体に影響する場合もある火星の気象異常現象です。画像は2504全フレーム処理です。





昨日のうちに世界中の天文界を「火星に黄雲発生」のニュースが駆け抜け、既に乱気流の中、それを捉えた画像が続々公開
されていたようです。私は「掲示板のコーナー」経由でそれを知り、自分で撮影できることへの期待と気流のせいで無理かとの
最初からのあきらめ半々の気分で撮影に臨みました。
太陽(ソリス)湖あたりの現象なので時間帯が遅くなると火星の自転で発生箇所が裏側に回ってしまいます。
そこで早いうちからの設営と撮影開始が必要でした。時間帯が早いと火星の仰角も低いので最近の気流の荒れを考えると
昨夜ネットに公開された方々の画像のように「確認はできるが鑑賞用としては全く絵にならない」ようなものしか得られない
のかなあと思いつつも、何とか写れば「一生の想い出」になるかと思い、昨夜のような雲の襲撃も覚悟しながら準備しました。

ところが当夜は期待以上に気流が時折安定する瞬間があり、眼視でもコントラストの低いCCDモニタ画面でも、問題の黄雲
や模様、そしてここ数回の撮影の間、確認できずに消長したのかと思っていた南極冠などを確認できました。
本日は20シーケンス以上のAVI動画データを記録しました。この中から後処理をしてベスト画像を追い込むのはまた大変です(^^;)。

しかしこんなに速報レベルでしっかり撮れるとは.....。しかもこのデータは撮影開始直後でまだ仰角が低いうちのデータです。
何だかもの凄いですよ。きっと多くの撮影者の方々やご常連様もこれ以上の画像を当夜は撮影されているに違いありません。
それを拝見するのも楽しみです(^^)。

過去の黄雲発生のように火星全球に拡散して模様が長期間全く見えなくなる、といった現象につながって行くのでしょうか....。
最接近の2005/10/30を前に不安もよぎりますね(^^;)。


【追加第2報】当初の目的のオリンポス山も検出。(2005/10/23。2005/10/23記。)


黄雲発生がなければ今の模様の位相ではオリンポス山を再び検出できるかが最大のトピックスでした。
当夜最後のシーケンスにそれが確認できたようです。2005/09/19より少し不鮮明ですが同じ形状の地形がわかります。
説明も画像上に書き添えました。詳細は2005/09/19のお手製火星図を参照下さい(^^)。

いずれも同じシーケンスの成果です。1枚目は黄雲中心に全体の階調を整えたもの。仰角の向上とともにやはり詳細が
速報第1報よりよく写っています。2枚目がリカス・サルシー台地とその上に乗るオリンポス山の検出のために強調処理した
もので3枚目がその強調画像に位置を書き込んだものです。案外1枚目に一番しっかり台地とオリンポス山が出てますかね(^^;)?
全て2581全フレーム処理の画像です。








○その他のシーケンスには出色なし。(2005/10/23分。2005/10/29記。)


速報を掲載した後、他の20シーケンス以上のデータを処理してみましたが、偶然にも速報で採用した最初と最後の
シーケンスが最も使えるデータだったようです。まあそれでも折角撮影したのですからめぼしいものを公開します。
順に2409、2349、2382全フレーム処理です。







最後に追加第2報で採用したシーケンスデータにおいて後処理を変えてみたものも公開します。このシーケンスが最も
詳細感は出ているようです。オリンポス山やリカス・サルシー台地の断層などがしっかり出ればと思っての強調処理でしたが
むしろ追加第2報のほうが、それらはしっかり抽出できているようです。






○比較的安定した気流下でのその後の黄雲の行方。(2005/10/27分。2005/10/29記。)


この週に入って少し気流は落ち着いてきたとのことでした。天候がよくなるのを「掲示板のコーナー」ご常連様と待って
満を持してこの夜、撮影に臨みました。撮影終了直後に「掲示板のコーナー」に速報画像を公開しました。というのも、
その時点では上記の2005/10/23分の追加処理の公開もまだだったからです。





期せずして当夜の速報そろい踏みとなった「掲示板のコーナー」でした(書き込みNo.3060-3068参照)。
「掲示板のコーナー」ご常連様の多くはこの夜の気流がもの凄くよかったと述べられています。
その一方で私自身はそれほど当夜は理想的な気流状態と言うほどではなかったと思いながら撮影をしていました。
実際、CCDモニタ上で模様がよく見える瞬間もありましたが、ピントをどう合わせていいか分からない瞬間も結構長くあった
のでした。(CCDモニタ上で模様が確認できるだけマシとも言えますが。当夜、南極冠はモニタ上では見えませんでした。)

何故でしょう?ベランダでの撮影なので、生活廃熱の影響を受けるのでしょうか....でも生活廃熱の影響を避けようと
遠征すればAC電源を使えず、NexStar8i架台の高倍率使用時の制御は一層困難になります。
まあ自分に与えられた条件下で頑張るしかありません....(^^;)。

また今回、従来の自分の火星像がなぜ他の方の火星像と随分違った質感なのかを考えて試してみました。
「掲示板のコーナー」でご常連様各位の設定環境をおたずねしたところ、興味深いことがわかりました。

設定のうち、カメラ、デジカメで言うところの感度設定にあたる「ゲイン」が私の場合は常に9割程度の設定としており、
高感度撮影のようにノイジーなデータを多数枚合成によって、キメを整えるような仕上げをしていることが分かりました。
他の方々はまずデータが滑らかになるようにゲイン設定をその夜の気象条件(主に空の透明度)に合わせてできるだけ低めに
調整(平均5割前後)され、多数枚合成でさらに滑らかになるように仕上げられていると分かりました。

私のやり方では、シャッター速度を高速に設定でき、気流の暴れを1フレームごとに最小限に押さえることができるメリット
がカメラの高感度撮影同様にありますが、その裏で高感度撮影ならではの問題として、階調が平板となり細部が潰れてしまう
可能性があります。

それが私の火星像が銀次時代からずっと「独特の絵画調」になってきた大きな要因かと思ったのでした。
「独特の絵画調」は自分でも気に入ってます。ただ火星面、他の惑星面の現象記録において、もっと写実的な記録が必要かと判断
するケースで直ちにそれができる上で絵画調を個性として活かすなら、もっとよいことだと思っているのでした。

今回、比較対象のために1シーケンスごとにゲイン設定を中心に変えそれに合わせてシャッター速度を遅くしたり早くしたり
してみました。左右で1セット、同じ合焦状態での撮影です。

その撮影時点での気流状態の差もまちまちでしたので、はっきりとは言えませんが、当夜のCCDモニタでの像の鮮明さを考えると
不要にゲインを上げることで、いくら高速シャッターが可能となっても詳細が潰れたり飛んだりしてしまうのかも、という印象を
得ました。左列の低ゲイン、低速シャッター(1/50秒)のほうが右列の高ゲイン、高速シャッター(1/250秒)よりしっかりした
画像になっているのが多いのではないか、という感じです。まあこれも気流の安定度次第かとは思いますが。







結局、ゲイン設定は私の「独特の絵画調」を決定づける要因ではなかったようです。でも上記を確認できてよかったです。
常々同じ結果になるかは分からないものの、とにかく毎回ゲインを中心にノイズを減らした撮影の中でシャッター速度の選択は
主に「ブライトネス」との相互関係で何パターンかを撮っておくべきでしょう。

当夜のベストは次の1枚です。他の画像も見比べてみて、先日来の黄雲はどうやら太陽湖の上下に分散して、新たにオーロラ湾
に大量に発生しているのが、少し見えている(火星の自転で裏側に回りつつある)という感じです。
もっと早い時間帯に撮影開始すればもう少し雲の中心に近い位相で撮影できたのですが、先日の撮影データのDVD-Rへの整理
に時間がかかり(空き容量の少ないPCを使っている悲哀です^^;)、このような顛末となりました。

「掲示板のコーナー」に速報を公開した時点では「ローウェル氏の火星の人工運河スケッチの印象」と書きましたが、むしろ
スキャパレリ氏のそれですね。模様の端々の線が曲線美あふれる感じがそんな印象です。
今回、彩度や階調、強調処理の度合いは他の方々の画像に少し合わせてみました。火星の周囲にリング状の輪郭線が見えますが
処理のアヤです。あえて補正はしませんでした。





先日の夜より雲がしっかり写らないのは雲の密度が下がったせいでしょうか。撮影設定を変えた私だけでなく「掲示板の
コーナー」のご常連様各位の画像も同じ印象です。

雲の位置を確認しやすいかと思い、彩度をそれほど調整しなかったものも併せて公開します。
どちらか言えば、こちらがいつもの私風の仕上がりに近いですね(^^)。

太陽湖の上(南)に少し、下(北)の縁にUの字にもう少し大きく淡いのが残ってますか?画像処理のアヤですかね?
火星像左(東)縁に火星の自転で裏側に没するオーロラ湾の上が大きく不鮮明になっていますので、これは追加で発生した
ニュースがあった別の黄雲なのかと思います。





雲と思われる部分を白く表現して解説を加えてみました。これを元にして他の画像をよく見て下さい。その位置に黄雲があるように
見えると思います(^^)。





結局、気流がなんだとかゲイン設定がどうだとか言いながら、今回の成果が解像感、仕上がり感でも自己最高値に至ったようにも
思えます。やはり絵画調の個性は今回もそれほど変わりませんでしたが、ご常連様の当夜の画像の仕上がりにも追いつけた印象
でしょうか?自分ではようやく安堵の心境です(^^)。


【追加処理】:詳細感の追求。(2005/10/30記。)


本日未明に火星が最接近したのですかね。本日の夜なのかと思って昨夜は機会を流しました(^^;)。
まあ雲が晴れるかどうか見通しは立ちませんでしたし、もし晴れてもベランダの屋根の向こうでした。距離や視直径も昨夜と今夜では
ほぼ変わらないでしょう。でも2003年の最接近日も雲で撮影はできず眼視で一瞬でしたので、機会は持ちたいなあと思っておりました
ので、大いなる勘違い(いわば毎回のお得意ですが^^;)をやってしまったようです。

上記画像の後処理を変えてみました。画像のバランスのよい処理は上記でまとめたところで、詳細がどこまで出るかを硬調処理を
過剰にかけて追求してみました。まああんまり奇麗な仕上がりにはならないのかもしれませんが(^^;)。

上から2枚は上記ベスト画像のデータで順に1432ほぼ全フレーム、1160フレーム目視選別です。
最後の2枚は「掲示板のコーナー」ご常連様のはまださんから「オーロラ湾の西の(画像では右)ヤモリの足」がより写っている
とご指摘頂いたシーケンスを再処理しました。
上記ゲイン設定比較6枚の最下段左のシーケンスです。両方とも2313ほぼ全フレーム処理で硬調処理の度合いを少し変えています。
はまださん、いつもありがとうございます(^^)。









○オーロラ湾に発生した新たな黄雲....しかし。(2005/10/31。2005/11/03記。)


2005/10/27撮影に写っていた「Uの字の雲の残存」ですが「掲示板のコーナー」ご常連様のK&Rさんがご自身の画像をRGB分解
なさった画像をメールで頂戴しまして、R画像に顕著に、そしてB画像にもわずかに同じ形状が検出されているとわかり、K&Rさん
と私はそれが画像処理のアヤではなく、やはり雲らしいという結論に至りました。K&RさんはRGBそれぞれの特性から判断して、
それが先日来の雲の残存ではなく、新たに発生して高く上昇してきた雲ではないかとお考えでした。
そしてその雲はその後、ご常連様の画像にも写ることとなり「新たな雲らしい」というお考えが正しいようでした。
(K&Rさん、いつもアカデミカルなアプローチでのご教示ありがとうございます。^^)

2005/10/27には撮影開始時刻が遅くなり、オーロラ湾に発生した新たな黄雲の本体部分は火星の裏側に回ってしまいました。
2005/10/30の最接近日も近く、徐々に同じ時刻帯でもオーロラ湾あたりが正面に向いてくることもあって、次に晴れたらぜひ
その新たな黄雲を捉えてみたいと思い、平日職務に疲れての帰宅後、出撃してみました。

この夜も2005/10/27同様「掲示板のコーナー」ご常連様各位から天候、気流とも比較的良好である旨、ご報告がありました。
ところがうちではやはり良くない印象でした。やはりちょっとした地形差、地域差で全然気象条件は違うようです。
ジェット気流の影響の大きい地域と緩やかな地域の境目の内側にギリギリうちがはいっているのでしょうか...(^^;)。
撮影環境や大気の揺らぎかたを見ても、悪い状況のまま保持されていて、生活気流特有のムラなどは感じられませんでした。

早い時間帯からの撮影だからと言う訳でなく、当夜は取得した全部のデータにおいて画像は不鮮明です。CCDモニタ上で模様の影が
脈動したり見えなくなる瞬間はあまりなかったですが、火星自体がびりつき変形してピントの追い込みが困難でした。
当夜は高速PCが手配できない夜に低速PCでも同一条件でどの程度写るかを昨夜併せてテストしていて、高速PCでの撮影の後、
低速PCの最後のシーケンスでかろうじて次の画像を得たのですが、それでも「まだマシ」という程度の解像感です。

黄雲が写っており、その存在のために真珠の湾(オーロラ湾の左=東)が見えません!
先に報告した太陽湖の北(下)のUの字の雲もやはりこの画像で認識できます。
何だか見慣れない不気味な様相です。衝撃映像という感じです。
NexStar8i、LV8-24mmZoom、ToUCamProII、Registax2.1での2016フレーム合成です。





残りは高速・低速両PCの全23シーケンスが次の通り「写真からイラストを生成した結果」みたいに潰れてしまって全滅でした(^〜^;;;)。
(例は2338フレーム処理)





気流荒れで画像が撹乱される以上に、合焦位置が脈動するために平均的に合焦する位置を絞込み違えた、という感じです。でないと
最終シーケンスで合焦感がましになった説明がつきません。「合焦位置が脈動して決められないけど、まあ後処理で追い込める
のでは?」と慢心してピント位置を固定したまま、何シーケンスも撮影したために大量の失敗シーケンスが残ったという訳です。

当夜、たまたま低速PCまで動員していたのには、先日来検討していた「何故私の画像は他の方々の火星像と少し違って絵画調
なのか?」というところにまだこだわっていたのでした。うまく撮影ができて例えば画像投稿などをする場合、選ばれやすいよう
に「共通認識に沿った写り」というものが必要かということがあると思うのでした。ただこの点を私は既にあきらめておりまして、
タッチそのものは私も実に気に入っております(^^)。
意図してこのタッチになっている訳ではない、というところを何故なのか考えてみたいと思い、先日はゲイン設定に原因を求め、
それに失敗すると今回はPCの描画の個性にそれを求めて、新旧PCで撮影の比較をしたのでした。でも昨夜はまず気流撹乱と合焦
位置の読み違えで比較以前の問題に終わったようです。

実際、高速PCでの最後のシーケンスからの画像(左)と瞬時につなぎ換えて低速PCで最初に撮った画像(右)には大差はありません。
(合焦感の乏しい印象は上掲「全滅」の例と同様です。)
2447、2011フレーム合成です。高速PC(25fps撮影)と低速PC(15fps撮影)の差もあって、今年の木星撮影では明らかなコントラスト
の差が出た組合せの筈が結果は変わらないようでした。逆に低速PCしか用意できなくても撮影はしておいたほうがよいとも思えました。
きっと火星自体が高コントラストであることも大いに関係しているのでしょうね。
でもそれでは「絵画調」の原因がPC個体差の影響ということも言えないようですね.....(^^;)


 



当夜のかろうじてのベストを後処理で少し大きくしてみました。この程度の拡大ならそれほど詳細感の印象を壊さずに拡大できる
ようです。







○連夜の出撃。合焦位置の脈動に対してのリベンジ成る(^^)!(2005/11/01。2005/11/03記。)


前夜のピント出しに不本意な結果が出て、これが再発すると今後撮影時の合焦操作の見極めに自信を持てなくなると思い、
平日にもかかわらず連日の出撃になりますが当夜もトライしてみました。

当夜と同じ時間内(約100分)に前夜は24シーケンス、当夜はとにかく納得できるまでシーケンス毎にアイピースのズーム位置
をずらして、とことん合焦し直し、たった8シーケンスで火星はベランダの屋根の向こうに消えましたが、リベンジ成りました。
うちの環境では昨夜より今夜のほうが気流による火星像の変形や合焦位置の脈動は少なかったようで、それにも助けられました。
NexStar8i、LV8-24mmZoom、ToUCamProII、Registax2.1での2141、1910、2220、2301、2191フレーム合成です。









雲の量は増えていて真珠の湾を隠していた黄雲は、子午線湾の脇を蛇行しつつ上方(南方)に流れているようです。
このような火星の気象詳細の動きを記録できる日が来ようとは....いつも言うことですが、平凡な変化のない毎日にSF作家が想像も
しなかった未来は地味にやってきて定着しているのでした。

真珠の湾が隠れている状態は変わらず、オーロラ湾などの輪郭も雲のせいで見慣れた形状でなくなっている部分があり、それが
「いつもの仕上がり」に見せていない不自然さがあります。それで「何か解像感がおかしい」と思ってしまうこともあるのでしょう。
とりあえずこの出来なら気流荒れ時の合焦位置脈動に全く太刀打ちできないということは無さそうで、一応の安心を得ました。
前夜ももっと渾身の合焦操作をするべきでした(反省^^;)。

先日の処理と同様、後処理で上掲5番目の像を少し拡大してみました。今この画像で見えていると思われる黄雲とおぼしき部分を白で
示してみましたので、元画像や他画像と比較してご覧下さい。いつもと詳細地形が違いそうだなあというところを抽出してみましたので、
雲でなく単に詳細感が甘い部分も雲と判定しているところもあるかも知れないですが.....(^^;)。







○三色分解で雲の所在を追う。(2005/11/01分。2005/11/05記。)


画像に雲と思われる部分を白く描きこんだ上掲の画像では、どこまでが雲でどこまでが模様の切れ目や薄化の部分かわからないところが
ありました。それで私もK&Rさんに習って上掲載の当夜3番目の火星像を三色分解してみました(サイズはオリジナルのまま)。





赤道帯に蛇行する雲と真珠の湾を隠している雲はR画像に顕著です。また真珠の湾を隠している雲はそのグラデーションの度合い
(画像左から中央向きに)がG画像によりはっきり出ています。また子午線湾の右(西)を迂回して上(南)に蛇行する細い雲は
R画像にもG画像にもしっかり出ています。またオーロラ湾上の白い小さな点とその下(北)の三角、ちょうどその2つで「!」が
ひっくり返ったような形はR、G、B全てに特別な輝度を持っており、カラー画像では模様の形状を雲だと思い過ごしているのかとも
思っていましたが、どうやら濃度の高い雲であるようです。
上掲の雲の分布を画像の上に描きこんだほとんど多くは外れていなかったように思えます(^^)。

またその三色分解したものを色強度を試行錯誤しながら再合成してみました。






何だか元画像より詳細感が上がりました。そういえば土星像、木星像のコントラスト向上にこのような手法をとっていたのでした。
何だかそんなこと全部忘れていたようです。危ないなー(^^;)。最近、疲労で頭が飽和気味というか、頭の働きが今までと違って何だか
キレが悪いなあと思うような不安があります。仕事やその関連でいろいろ疲れているのですかね....。ふー...(^^;)。
この趣味も含めて仕事や生活全般について「このままでいいんだろうかなあ。」とか最近よく思う機会が増えました。















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