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○主砲銀次ようやく本年初稼動。NexStar8iと再勝負!(2005/01/26。2005/01/28記。)


この週は冬場には珍しく「ジェット気流予想」で気流状態が比較的ましな日が続きました。
ですが天気がよくありません。それでは気流が良くても見えませんし撮影できません(T_T)。
日照時間も短いので気温も低く(北国の方に笑われますが)なかなか雲間から無理に撮影・観望を強行
する気にも至りませんでした。

この夜は珍しく夕方から雲が切れてきて、帰宅時には土星が既に高く、月もありました。調べてみると
0時台なら高度は低すぎるものの大赤班も残っている予想でしたので、土星、月、木星と欲張ろうと
ベランダに久々に銀次を含めて機材を設営しました。

土星は温度順応の間にベランダの屋根にかかってしまい、撮影中に強烈な時々生活廃熱を受けるのか、像が
掻き消えるほど揺れて膨らんだりする一瞬がたくさんありました。何度か撮像のやり直しをしましたが
結果は思わしくないです。そろそろ帰宅後に温度順応しても東向きベランダでは間に合わない時期になって
来ているのでした。





これでも若干縮小をかけてます。1928フレーム合成です。Wavelet処理はLinear[2:2]。
シャッター速度は1/50秒、処理速度は15fpsでした。
年始の木星もそうでしたが、再び惑星像がピリッとしません。木星は気流の暴れの上でシャッター速度に
よって改善がある程度できたと思ってましたが、この夜の土星は大荒れの瞬間はあれど平均的には像は
止まっていました。なんかおかしいですね(^^;)。少しまた光軸などに問題が??
土星がベランダの屋根に消えてしまった後、恒星を使って一応光軸状態は見ましたが焦点内外像に
それほど気になる偏心はなかったようですが....となれば、もし好条件でもこの状態が続くとなれば、
それはまた厄介なことになりそうです。(おーい。もうNexStar5はないよー^_T;)。

NexStar8iの光学性能改善以後、銀次との月面勝負を再度やりたいと思ってました。それを当夜やるために
銀次も設営をした訳ですが、NexStar8iの調子がどうなの?という状態に再びなっているとしたら、再勝負は
ちょっと意味がないでしょうか。実際は土星像の後処理をする前に再勝負をしてしまっているので、
とりあえず実施した結果を公開しておきます。評価は後々にNexStar8iが高倍率の惑星像でも問題ない
(=像が甘いのは気流状態によるものと判断できること)と確認できた時点で確定すればよいでしょうね。

ではNexStar8iと銀次250Dでの月面撮影精度の再勝負です(^^)。撮影はE5000でのコリメート撮影です。
アイピースはVixen PL40mmに統一しました。まずはNexStar8iです。拡大率変更はE5000のズームによります。









次は銀次250D。









銀次250DはNexStar8iに比べて主鏡の焦点距離が短く(1250mm)、同じアイピースとE5000でのズーム拡大
ではNexStar8iと同じ拡大率の像を得られませんでした。
アイピースを替えるとその差も結果に出ると思い、今回は以下の画像を後処理で縮小するときに
少し大きめに縮小して使いました。





より小さく縮小するほうがアラが見えないと思えば、拡大の2画像に関しては銀次に少し不利な比較
になる訳です。(やっぱりアイピース替えたほうがよかったかも。^^;)

ですが、低倍率ではやはり銀次の月面のほうが安定して美しいような気がします。
拡大像のほうではNexStar8i、銀次はほぼ互角と言えるかもしれません。双方とも前回より画像が
しっかりしているようにも感じます。銀次に不利な比較となりましたが、それは両者の差が元々僅差で
あるとも言えますね。今回はそれも配慮の上、僅差でやはり銀次有利という感じでしょうか...。
でも見る人によってはNexStar8iのほうが細部が写っているとお感じになることもあるかもしれません。

この程度の拡大撮影においてはNexStar8iに問題があるとは思えません。ただ本当に本来の調子なのか
どうかを気流条件のよい日に確認しないといけません。
それまでは上記の比較結果は、「あくまでご参考」にとどまります。

木星ですが、温度順応も万全な夜半過ぎ、ベランダに出ましたら、かなり薄雲がからんでいました。
ただ高倍率の眼視で確認しましたら、薄雲も均一で輝度は落ちるものの、ムラはそれほど無く、大気の暴れは逆に
少なく模様の詳細も結構確認できましたので撮影には向いているように思えました。

いつものようにToUCamProの撮像モニタに木星を導入するのに骨を折りながら、モニタの輝度、色調を再調整して
行くうちにゲインを最大にあげても、どうも満足な輝度が得られなくておかしいと思って、ふと肉眼で木星の方向
を見たら、もう木星は肉眼では全く見えなくなってました。ほんの数分の間に厚い雲が東の空に集結していたのでした。
それから小1時間ベランダで待機しましたが、状況は変わらず翌日も仕事がありますから無理をせず撤収しました。
撤収が済んで最後に空を見上げると、勿論、雲は再び薄雲状態で木星は見えました。まあこんな日は頑張っても
よい成果は出ないでしょう(^^;)。



○木星!NexStar8iに問題なし!...しかし...。(2005/01/28。2005/01/30記。)


「ジェット気流予想」のおかげで計画的に撮影準備ができるようになったのは、とても助かります。
当夜は気流予想も良好で、この季節にしてはかなり気温も高くなり、しかも0時から2時ごろまで大赤班もこちらを
向いており、木星撮影には絶好の機会となりました。

撮影前の眼視では久々に模様の詳細がかなり見えました。その自転ではまだ木星の高度は20度〜30度程度でしたので
金曜日の夜でもあり、本来はもう少し遅い時刻まで待機して撮影をするべきところです。
しかし2時を回ると大赤班が裏側に回ってしまい、折角撮像した画像の印象がかなり変わってきます。
大赤班を優先して撮影開始しましたので、6シーケンスを撮像してHDD容量が尽きるころに気流状態も更によくなって
きた感じが惜しかったですが、それでも比較的しっかりしたデータがとれたように思います。
アイピースはVixen LV8-24mmZoom(24mm位置〜18mm位置)です。









時刻の経過とともに大赤班が木星の自転で位置を変えていくのが分かります(^^)。
上から順に目視選別1667フレーム、1711フレーム、1096フレームです。最後の分はHDD残量不足のためにドロップフレーム
多発して途中断念しました。ようやく木星の高度が高くなり、気流が安定してきているのが画像でもわかるので、HDD容量が
もう少しあればと思いますが仕方がありません。ちなみにこの夜はUSB接続の外付HDDを用意しましたが、何度も事前テストを
しておいたにもかかわらず、撮影直前にOSがそのUSB接続を認識せず使うのを断念しました。まあUSBから電源供給もするので
PCのバッテリがそれ以降どれだけ持ったかも疑問ですので、ここはあきらめました。
画像は後処理で90度時計回りに回転していますので掲載画像の右が実際は上になります。この高度においても大気分光により
赤と青の色ズレが若干ありますね。

眼視での印象ではかなりの好条件だったことを考えるとピント出しはもっとラクでもよいのではと思いましたが、結構当夜も
手間取りました。再度少し不安になったNexStar8iの状態ですが、問題はなさそうです。ただNexStar5に比べて口径が大きい分
気流条件の影響がもの凄く大きく出ます。当夜の画像も完全にピントを追い込めていないのか、それとも眼視ではあまり気になら
なかったほどの気流のビリつきで画像が甘くなってしまうのかの判別がつきません。

取得したAVIデータのコマ送りをRegistax上で見ると木星像の外周は眼視の印象よりかなり伸び縮みはしています。
なのでピントはできる限り追い込んだが、気流の微動のせいで幾分画像が甘くなってしまったのか、と思いたいところです。

NexStar5ではこんな考察は必要なく安定して惑星像を得られた、と思っても、もう手元にありませんから仕方がありません(泣)。
NexStar8iは各種条件が揃って一発当たればNexStar5では到達できないほどの大当たりを口径差以上に出すのですが、
平均打率的にがっかりする夜は増えそうです。
NexStar8iを使って行くには、いまいちの結果が何度繰り返されてもメゲないで次にまた頑張るモチベーションを維持する
ことが一番の撮像のコツと言えるのかも、と思うようになって来ました。これは寒い夜が続くとなかなかキツいですね(^^;)。

毎回、惑星像を公開すると、いろいろなWindowPC環境で、意図から随分外れた階調の画像が再現されるのをあまり快く
思っていませんでした。最も階調の濃淡が濃く出るWindowsPCを基準に画像の仕上げをすると、他のPCやiBookなど
Macintosh環境では、階調や詳細感が薄いものとなり、それも困ったものです。
毎回こんなことを考慮しては、それだけでコンテンツが膨大になりますのでやりませんが、今回はAppleRGB環境を基準(上記)
にして、もう少し解像感を強調したものと逆に薄い仕上がりを作ってみました。濃淡が濃く出るPCでは後者が一番自然な
仕上がりにお感じになるのではないかと考えます。(WindowsRGB自体が他のAV機器の発色から離れて独特な上、Windows
PCメーカ個々が製品単位にバラバラな色設定をしている現状はどうにかならないか、と毎々思いますが仕方がありません。)

まずは解像感強調分。上記で見えなかった詳細分も見えて来ます。この詳細感はNexStar5の最高値に近いクラスとも言えますが
(その言い方はふがいないですね)解像感を強調してもNexStar5像のようにピシッとしたシャープ感は出ていません。
WindowsPC環境によっては濃淡がキツすぎて汚く見えるのではないかと思います。並べた順番は上と同じです。









次に濃淡が濃く出るWindowsPC環境用に仕上げたもの。これが最も自然に見える環境をお使いの方は、そのPCは濃淡が
出過ぎているのではないかと思います(^^;)。そのPCを用いてデジカメ画像の仕上げ編集やDVビデオカメラでの効果編集
など微妙な色彩・階調調整を為さる場合には、AdobeRGB色空間やNTSC色空間へのキャリブレーション調整をお勧めします。
全く老婆心蛇足恐縮ですが(^^)。並べた順番は上と同じです。









今回は不良フレームの目検選別はStack処理前の「Input」タグ画面で行いました。雲の通過などで極端に形状や大きさに変化が
あるフレームは事前に除去して、残りを全件処理する、というやり方です。Optimize処理を指定してなくても一度はフレームを
並べ替えされしまうので、雲や大きな気流微動により崩れた像のフレームはStack後の選別処理ではランダムに出現してくることも
多く、結構目と根気が毎回疲れます。「Input」時点では当然ながら各フレームは時系列で出てきます。雲の通過や乱気流の影響は
元々連続値での変化ですから、変化を検知したらそれ以降少しの幅は全部捨てることができ、割合気疲れしません。
ただ逆にどこから捨て始めてどこで復帰するかの判断はランダムにフレームが出るほうが機械的に判断できるということもありますが
まあその日の気分での善し悪しでしょうか。

NexStar8iは問題なしと見ていいでしょう。NexStar5でベストを出した夜の気流状態よりは気流は動いてました。気流の影響が
口径が大きくなったせいで強く出るのも仕方がないと思います。この程度はその範囲ではないかと現時点では考える訳です。
実際、過去のNexStar5での木星像をふりかえると、シャープに写っているようで、上記ほどの解像感がないものも結構ある
ようにも思えます。

ということで、先日の月面での銀次、NexStar8iの再勝負は「僅差ながら今回も銀次がよかった」で評価確定です(^^)。
口径差を考えると順当なところです。ですが差は僅かで比べないとNexStar8iの月面像で不満が出るということは全然ないと思います。
「死の世界」な中性灰色の月面に少し赤味がさす暖色傾向の像という点でNexStar8iの月面像には独特な味わいもありますね。



○先日の木星像の追加処理。(2005/01/28分。2005/02/05記。)


2005/01/28の木星像の非公開分の中に衛星が写っているものがありましたので追加掲載します。
他の画像でも写っている筈なのですが、原BMPでは衛星の位置が写野の外に出てしまっているために、ある筈の衛星が写っていない
結果に終わっています。常に写野中心に木星を捉えて微動もしない完全追尾をできれば、こういうことはないのですが、NexStar8i
の現状性能では、写野から外れたのを再度導入し直すだけでも大変です。後は写野のどこかに木星があれば、撮像開始します。
欲張って位置の微調整をしてそのはずみでまた木星が写野の外に飛び出ては困りますので、このような状況もやむなく起きる訳でした。





衛星の写りにシャープ感がないですね。もっとピントを追い込めるのか当夜の気流ではこれでも最善だったのか、更に条件のよい夜で
試してみたいことにはわかりません。少し縮小をかけた以下のほうが見かけのシャープ感は出ましたかね?





同様に先日公開分の最も濃淡がはっきり出ていた画像(解像感強調分の3つのうちの中段)も同じ縮小率にしてみました。





少しシャープ感が出たような、WindowsPCによっては濃度が濃過ぎて汚く見える場合もあるかもしれないような、という感じです。
まあ特段、画像が甘くて何か技術的対策が必要か、と不安になるほどの甘さではないですね。
過去のNexStar5画像よりは解像感に限れば少し甘いですが、NexStar5画像では常時は検出できなかった白班列の白班への分離、
階調の豊かさとそれによる効果としての全体の球体状の立体感と影の部分へのグラデーションなど、口径差の威力を感じられる要素
も沢山あると感じます。
更に良い気象条件下でより高い解像感を狙ってみたいものです。ちなみに今夜(2005/02/05(土)早朝)は気流条件は結構良好で
大赤班もこちらを向いてます。が、曇天です。次の機会を待つしかありません(^^;)。



○木星。「ピントブラケット撮影作戦」!......うーむ(^^;)。(2005/02/12早朝。2005/02/14記。)


ジェット気流予想では徐々に条件が良くなってきており、天候が良くなるのを待ってました。この夜は大赤班が2〜3時に
こちらを向いていることが分かり、温度順応と光軸調整を入念に行って撮影に臨みました。

先日(上記)より撮影時の見かけ高度もあり、気流条件的にも良さそうでした。
今回は「ピントブラケット撮影作戦」と銘打って、合焦かなあと思える直前から徐々にピントノブを動かして、新PCのHDD満杯
まで全6シーケンスを撮ってみる試みをしました。が、そのピントの移動量と合焦度合いの変化の相関がわからないほど、
ピントの芯がつかめず結局毎度のような、全部がもやっとした仕上がりになりました。

WindowsPCの画面階調によっては輪郭に沿ってTV画面の「ゴースト」のような輪郭染みが邪魔に見えるかもしれません。
昨シーズンも「掲示板のコーナー」のご常連様の間で時々話題になりましたが、これがどういう条件で出るのか
良く分からないでいます。ちなみに後処理をやった私のiBookとToUCam撮像用の新PCでは出ませんが、先日上記で
「AdobeRGB色空間やNTSC色空間へのキャリブレーション調整をお勧めします。」と書いた状態のWindowsPC画面では
顕著に出ているようです。







2枚は時系列で並んでおり(シーケンスは別であるのは、大赤班と衛星の位置が少し違うので分かります。)、上から
2034フレーム全合成、次は1433フレーム選抜合成です。
各シーケンスで何度も試行錯誤しましたが、選抜合成の甲斐はあまりなさそうでした。
Wavelet処理はLinear[2:2]。機材は毎度同様です。

衛星の影が映りこんでいるのですが、今回撮影時にはこの影を使って合焦度合いを確かめて行った訳です。
これだけ明快な存在にもかかわらず、ToUCamの撮像モニタ画面では、なかなか判別ができず、ピントブラケット操作の
ほんの繰り出し量の差で消失してしまいました。シュミカセの合焦ノブは機構上、ミラーシフトの問題もあって、操作が
可逆ではありません。ラックピニオン装置による操作と違い、合焦ポイントを行き過ぎたと思ったら、また戻ればよい
のでなく、一旦かなり戻してまた同じ方向から擦り寄って行かねばなりません。
そこで前回追い込んだ位置に戻ってきたかどうかの判断さえ、ToUCamの撮像モニタ上の像の合焦感だけでは、わからない
有様な訳です。これでは「ピントブラケット作戦」がどこまで実際に効いているかも分からないですね。

次の1枚(左)は撮影時に拡大率を上げて撮影したものです。土星の場合は拡大率を上げたほうがピントの芯が分かり易かった
ので試してみた訳ですが、ToUCamの撮像モニタでも、更にピントの芯が分からなくなり、後処理で縮小をかけても上掲の
画像より更に不鮮明に終わりました。最後の1枚は拡大率を戻しての撮影(縮小なし。周囲トリミング。)でしたが結果は
同じようなものとなり、上掲の画像との差が気になります。
もしかしたら撮影時に薄雲が出たのかも知れませんし、合焦状態が悪かっただけかもしれません。

衛星の影でピントの芯を見極めようとしたのにそれがなかなか把握できないくらいだったと思えば、ジェット気流予想や
眼視での印象ほどには気流が良くなかったと思うべきなのかもしれません。
順に2047フレーム全合成および1368フレーム全合成です。





今回の撮影では「おお。これがミラーシフトか。」というのをはっきり体験しました。今までは不思議に実感しません
でしたが。主鏡の座り具合がいつもより不安定だったのでしょうか。狭いToUCam写野でピントを少しずつずらして芯を
探りたいところが、そろそろ合う頃だというタイミングで木星が写野から外れてしまいました。それがまた「ピント
ブラケット撮影」をスムーズに運ばせない要因ともなっていました。

ボーグのヘリコイドはどれも寒い中でガチガチに固まってしまいます。重量のせいでたわむせいもあるのでしょうが、
ToUCam一式なんて撮影機材から言えば非常に軽いものなのに、と思ってしまいます。
USBコードが結構重量になっているのかもしれません。そういえば昨シーズンはコードを架台に一巻きして落下防止して
ましたが、あれでコードの荷重は随分軽減したかもしれません。ToUCamProIのコードは長かったですから、それを容易に
できました。IIのコードは少し短く今は延長コードも使っています。延長接続部は足元に着いているので荷重に影響は
ありませんが、架台にコードをひっかける工夫をしたほうがいいかもしれません。

一番スムーズに動くのはVixen LV8-24mmZoomのズーミング操作です。なので合焦ノブである程度ピントを追い込んだら
ズーム位置を変えて、より合焦感のあるポイントに調整をしています。結果的に今回はいつもより拡大率が少し大きい
撮影となり、それがまた像の解像感の乏しさに輪をかけているようです。

今回の衛星の影は少し流れて楕円になってますね。15fpsで2000フレーム近い撮影となれば撮影時間は2分を少し超えます。
木星本体の模様に関しては木星の速い自転のせいで2分が限界と聞きますが、衛星の影がある場合は特にもっと早く切り
上げるべきかと思いました。

これは新PCの処理が遅いせいです。30fpsではきっとHDD残量があってもドロップフレームが頻発するでしょう。
でもできるだけレートをあげて短時間に多くのフレームを撮影しないといけません。もしかしたら像の甘いのも2分露出が
少し影響しているかもしれません。録画スタート時点で気流が少しましでも良好状態が2分続くはずがありませんし、
自転で少し流れるようなことがあれば、輪郭はまだしも模様の鮮明さは少し落ちるかもしれません。

また今回はUSB接続の外付けHDDをOSが認識できたので、本体HDD残量が少なくなった時点でそちらへの記録を試して
見ましたが、処理が追いつかないのでしょうか、全フレームがドロップフレーム化して使えませんでした(泣)。
PCMCIAカードスロットに入るHDDが世の中にはありますが、内部バス転送なので、そちらのほうが良いかもしれません。

結果的には前回のほうが合焦感はありました。毎回ベストを狙ってこの成果ですから、先が思いやられます。

予報では今週後半はかなり気流が良さそうです。狙ってみたいものです。土星の時のように胸のすく成果が出ない限り、
そして土星で凄い成果を確認したにもかかわらず、いつまでも「機材の何かがおかしい」とつい思ってしまって何だか
面白くありません(^^;)。

去シーズンは苦もなくNexStar5の合焦ノブをちびちび動かして芯を撮影時点でしっかり把握できたものでした。
それはNexStar5の先鋭度にもよるところも大きかったのでしょうが、やはり気流の問題もあるのでしょうか。
比較はもうできませんのでなんとも言えませんが。
まあNexStar5が手元にあっても比較はしないでしょう。写野に導入するのが大変ですので、光学系を替えて、写野への
導入を一晩で何度もやり直す気にはなれません。
それに撮影結果が今夜もイマイチだったというのは、後処理まで含めて終わらないと分からないものなので、折角の機会
を比較実験だけで使ってしまう気にはきっとなりませんから(苦笑)。





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