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続・温度順応

2008-01-27 19:26
亀田さん、じゃみろさん、こんばんは。

前回の火星接近で、最も活躍してくれたのは、C9-1/4でした。
EM-200で安定して使えるのは、C9-1/4が限度で、C11になると、
不安定になります。

11月に入ってから、急に気流が不安定になり、C9-1/4では
厳しくなりましたから、INTES MN61を持ち出したものです。
Mirage-8も、温度の変化が大きい時は、なかなか像が安定
しませんでした。常時換気だと、思ったより見えるのに、
驚いたものです。

その時の様子です。鏡筒の後部から出ている線は、換気
ファン駆動用の電源ケーブルです。左下の火星を撮影した
時のデータは、

INTES MN-61, 5×パワーメイト,
LU075C, 22msec, 45fps, 2000フレーム

といったところでした。

今回は、最初からMN61をベースにした方が良かったような。
と言っても、もう遅いのでした(苦笑)。

温度順応

2008-01-27 18:49
亀田さん、KENさん、皆さん
こんばんは。

KENさん
この上空のコンディションの中で、立派な火星像ではないですか〜
私好みの色合いと立体感が出ていて、GOOOOOOOOOOOD!
(今季の私の火星像は、この立体感が出なかったですね…トホホ…)

亀田さん
シュミカセは、鏡筒長が短く、ドイツ型赤道儀を使っている身からすると
魅力を感じます。私のSE250Eは、赤緯体へのモーメントが大きく、負担になり
ギアを傷めそうで、搭載を控えています。これが、C9やC11くらいであれば
その鏡筒長からして、ある程度余裕を見て、搭載出来そうに感じます。
(と、言っても導入の予定などは、微塵も有りませんが。爆)

でも、シュミカセの温度順応はちょっと手間が掛かるようなのですネ。C8へのファン搭載を
亀田さんもお考えになるくらいですから… その点では、ニュートン鏡筒は、楽に思えます。
やっぱりどのタイプにも、すべてを満たす「完璧」は無いのですね。因みに私は画像に有る様に、(三脚に取り付いている物)
1000円均一のAC扇風機を使って、筒内順応と、夜露除けに使っています。
流石に撮影中は、振動を拾うので、Offにしますが、夜露除けにも威力を発揮します。(笑)

今日はお買い物?

2008-01-27 02:13
亀田さん

>アイデアはあるのですが、工作が難しくなると作業開始の決断も遅れますので、段階的に考えて行きたいと思います。

なるほどなるほど、ということは簡易版はすぐにでも製作に着手されるということですね。
簡単で使いやすくて効果がでるものが出来るといいですね。
今日はコーナンでお買い物でしたか?

今晩は遅くに出陣しました。
早ければもう少し賑やかな面だったのですが、、、。 小さくなりましたねえ。
(SE200N HC-Or12mm ToUcamProII VRecord 1/25sec. 25fps 00:01-04 2800frs. RegistaxV3)

K&Rさん

2008-01-26 19:41
K&Rさん

情報ありがとうございます。
なるほど温度順応は撮影前だけでないということですね。
この冬の初めにも気温低下が撮影中にあり、像が急速に白く霞むようにぼやけるケースがありました。
笠井さんのALTERシリーズなどがそうですが、常に空気の流れが筒を貫通するようにできていると、
撮影中の温度変化にも望遠鏡がスムーズに対応できることは容易に理解できます。

ただなけなしのC8に穴をあけることは恐れ多くて出来そうにはありません(^^;)。
C8も完全に密閉されている鏡筒ではないと聞いたことがありますが、撮像前の温度順応の時ぐらいは、
鏡筒に穴が開いているのと同じように効率よく空気循環できる工夫ができればよいですね。
アイデアはあるのですが、工作が難しくなると作業開始の決断も遅れますので、段階的に考えて行きたいと思います。

SCTの温度順応

2008-01-26 17:08
亀田さん、こんにちは。

気流・温度対策でできるは、筒内というか対物系から接眼系
までの光路の気流の安定だけですね。気流ゼロは無理ですから、
緩やかな安定した気流を保つのがポイントかもしれません。

SCTでは、添付の写真のように、筒に換気用の穴をあけるのが
効果的です。(上の写真で潰れているように見えるのは、筒の
表面での反射のためです。)
下の写真のように、補正板と主鏡セル付近に直径4〜5mmくらい
の穴を、四個づつあけます。常に外気温が一定ということは
ありませんから、この穴によって、筒内に緩やかで安定した
空気の流れが生じます。

常設なら準備している間に、そうでない場合も30分あれば、
像は安定し、ロンキー像は焦点内外像ともほぼ真っ直ぐで対称
になります。強制換気を行えば、像が安定するまでの時間は
もっと短くなります。

先日の画像は、夏場、この鏡筒で、温度順応なしでの撮影でした。

その後の考察。

2008-01-26 12:53
先日自分で書いたことへの自己レスといいますか、考え違いの訂正です。
笠井さんのMirage-7/8用ファンは深いところの空気入替をしない、の点ですが、
SCTクーラーのように長いチューブ構造で空気を送り込まなくても、シュミカセは
そもそも主鏡から副鏡近くまでの間に長い主鏡バッフルがあるのですから、
それが空気送り込みチューブの役割を果たしてくれますね。

副鏡に直接外気があたるのを避ける意味では、SCTクーラーの噴出し口の向きは
意味があって、むしろそのためにわざわざチューブ構造にしたのだと考えます。
あまり室内保管と外気温が違うと空気が直接あたる副鏡が結露するかもしれませんね。
(まあ主鏡バッフルも副鏡間際まで伸びているわけではないですが。)
遠征をされる方では車の暖房と設営時の外気温差が大きく重要なことかもしれませんが、
私が使う環境ではそこまではいかないと思います。

が、まあ私は100円均一扇風機での工作がいいですね。その結論は変わりません。

あと、シーフシュピーグラーについて激褒めしているサイトはないかなあと探してみましたが
あんまり無いですね。

愛機を激褒めしているサイト自体があんまりないのでした。「銀次の部屋」くらいですか....(^^;)。

意外なことにこんな情報を見つけました。

http://homepage3.nifty.com/cz_telesco/sonota_test.htm

公開情報なので文章引用をご容赦いただくとして、主鏡精度を見るロンキーテスト評価の内容で、
「Fがとても暗いうえに開放鏡筒なので気流の影響をまともに受け、乱れた画像になっています。」
とあります。

また「温度順応が十分な時は素晴らしい内外像の干渉環が見られる」ともあります。

あれれ...それじゃあ私が望む特質は全く外れている感じですね。
私は充分な温度順応と気流状態良好下でのC8での画像には全く不満はありませんが、
そのスタンバイの時間的な面倒と気流状態良好の合致がなかなか無いことに、改善があれば、
と思っていただけでした。

また次のサイトには1ページで大量の素晴らしい惑星画像があり、その中にシュミカセ対シーフ
の比較もあります。同時比較は眼視だけで画像は同日のものはなさそうでしたが。

http://www.d1.dion.ne.jp/~tabaken/sub3.html

眼視ではシーフ、画像ではシュミカセ、画像でもようやくシーフがシュミカセに互角の日があった、
程度の内容があります。
あららら....。惑星撮影派としては、この情報もがっかりですね....。まあ比較はC14のような超絶大口径ですが。
シーフも大口径機種をお持ちのようで、介在する補正レンズの最適修正にもご苦労されたようでした。
AOK K110には補正レンズはないですが。

こうなってくると、あまりワクワクしませんね。やはり一定水準以上の精度を持った光学機材が
手元にあれば、それを使い倒すうちに良好な気象条件に当たり、得られる成果はさほど変わらない
と言えそうです。やはり私の場合はそれはC8なんですね。(過去自分が残してきた画像を見て、それが
分からなくなったのは自分だけか、って感じが滑稽ですね^^;)

この作者さん、超絶高級機種を何機種お持ちなんでしょう(凄^^;)。
同様にかなりハイパワーなPC環境でHP製作と動作検証を為さっているように見え、私の高速PC
(最近、低速PCに増設メモリ256MBを再移設してしまい、メモリが256MBしかない環境でのXPHomeは
非力もいいところですが、一応メーカ出荷仕様の通りでもあります)では、多数の画像が掲載されているその
ページを全て表示するまでにブラウザで同時表示していた他のウインドウがハングしてしまいました。要注意です。

じゃみろさん、KENさん

2008-01-26 01:16
じゃみろさん

> 23日の雪は、結構積もりました。都内の交通機関に影響が無かったのは、珍しい事でした。

そうでしたね。NHKニュースで関東ローカル枠であるかのように「外はほんとに雪が積もりましたね〜」って
女性アナウンサーさんがはしゃいでましたので、在関西の私も知っております(^^)。
かく言ううちでは昨夜から既に路面凍結、今朝は空は晴れているのに、しんしんと大粒の雪が。
でもバスが来たので出勤できました(残念ながら^^;?)。


KENさん

> 赤道儀のイモネジ4箇所と筒のドローチューブイモネジ2箇所だけですから
> 誰でもできる範囲です。

いえいえ。それだけで作業を済ますように事態収拾なさることが技術力というものです。
NexStar8iを使いこなすまでに、七転八倒あちこちを無駄にいじり倒したどなたか(私です^^;)
と比較すれば、それはよく分かりますよね(^^;)。

> じゃみろさんが購入されたSE250も魅力的です。

10インチは銀次がありますからねー。大型はもうよいですよ。これからまず体力が持ちません。

> そういえばケンコーからドブソニアン30cmが出ましたね。(SE300D)

といいつつ、これいいですねー(おいおい^^)。欲しくなる何かを備えてますね。で、安いです(重要^^)。
この軸棒ねじ込み度合いによってフリクション可変の架台デザイン、どこかで似たのを見たような....(^^;)。
しかし、こういう分割or伸縮トーラス型の鏡筒って、組み立て後、本当に光軸は復元するのでしょうかね。
収納・運搬・組み立てが簡便といっても、それからコリメーター作業が入るのは結構億劫になったり
しそうです。星雲観望くらいならまだしも高倍率で惑星撮影などには、結構調整が毎回大変かもしれませんね。
その点、笠井さんのNinjaは分割鏡筒でも一体成型とバインディングでの組み立てなのでしっかり復元できそうです。

> 国際光器からはミード専用ですがポンセットマウントが出ましたね。

ああこれは先日、国内にSCTクーラーないかなあと思って探している途中で見ました。
相変わらずシンプルな機材にめちゃ高の価格設定ですねー。
これを銀次に使うなら、頑張ってEQ6Proを買いたいものです。出撃頻度は別として、所有する満足度が
全然違うでしょうね。

> 他のドブでも使えそうですが。

そうですね。なぜミード専用なんでしょう。台座の形状に何かわざわざ専用になる突起でもあったり
すると汎用には使えなくなりますので、要注意ですね。
ポンセットが5万円くらいで、銀次での惑星撮影が可能になるなら、またそれは面白いことになるのですが。
それ以上の投資になると、銀次で惑星を撮影することの意義を考えないといけません。
C8で性能的に不足は感じていません。上には上があるという位置づけで銀次があるのも過去の対決企画で
言えているのですが、現状のC8で得られる画像以上のものを得るための追加投資が必要かと言えば
どちらかといえば必要薄かなあとも思います。

> 亀田さんが以前試された100円ファンのプロペラを切って小さくして
> 水道用塩化ビニルパイプに取り付ければ200円くらいでできそうです。

KENさんは私が考えそうなことを、よくお分りになっていらっしゃいますねー(^^;)。
さらにモノグサ一流な私は、電源も100円ファンのまま、ダクト工作だけ工夫する線をまず考えてました。
ダクト工作の配管部品はJR中山寺駅前のコーナンにもありそうですから。(普段は阪急で通勤ですが。)
その上で運用に不満が出てから、頂戴した情報を参考に電源を考えるかなあと。
プロペラも切らずに風量を生かしたいとも考えておりまして、ダクトの形状を工夫することになりそうですね。
昔、拓さんにいただいたビジュアルバックやEOS直焦点アダプタが工作に非常に重宝しそうです。(改めて感謝です。)
最大の問題は、いつ作業開始できるか、ですが.....(^^;)。



30cm

2008-01-25 20:17
亀田さん

>惑星撮影に理想的にチューニング

赤道儀のイモネジ4箇所と筒のドローチューブイモネジ2箇所だけですから
誰でもできる範囲です。
設営や撤収などしなくて良い環境ならば、
じゃみろさんが購入されたSE250も魅力的です。
そういえばケンコーからドブソニアン30cmが出ましたね。(SE300D)
http://www.goto-kyoei.co.jp/netshop/kenko/se_dob.html
なぜかメーカーのHPには未掲載です。
筒が伸縮方式で小さな車でも運べて設営も極く簡単のようです。
国際光器からはミード専用ですがポンセットマウントが出ましたね。
http://www.kkohki.com/products/ep1.html
他のドブでも使えそうですが。

K&Rさん
安定化電源までは考えていませんでした。
ま、ファンですから12V電源とヒューズくらいでいいかなと思ってましたぁ。
亀田さんが以前試された100円ファンのプロペラを切って小さくして
水道用塩化ビニルパイプに取り付ければ200円くらいでできそうです。

じゃみろさん
こちらは2日続けて、少しだけ霙が降りました。
最も寒い2月はどうなるでしょうか。
レジスタックス90度回転技はToUcamでも使えるかもしれません。
DSI-Proでの保存はtifでした。
以前の火星画像で試してみましたがjpg保存だったからか全く効果が出ませんでした。

KENさん

2008-01-25 13:06
KENさん
こんにちは。

>今日の雪はいかがでしたか?

23日の雪は、結構積もりました。都内の交通機関に影響が無かったのは、珍しい事でした。

>たまたまレジスタックスで90度回転したら見事に走査線が消えて驚きました。
>理由はわかりませんがとにかく結果オーライということでした。

おお、これは!裏技として、頭に入れておきたいと思います!
ではでは。

K&Rさん

2008-01-24 00:37
K&Rさん

画像多数つきの手ほどきをありがとうございます(^^)。
自作のための情報としてはもう全く不足はありません。
あとは時間確保ですね....。部品買出しの見当も今はつきません(^^;)。

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